「卵は1つのカゴに盛るな」
投資をしている人には、相場格言としてよく聞く言葉だと思います。
この格言は、投資だけではなく人生のあらゆる場面においても活かせるのではないでしょうか?
今回のコロナショックで思ったこと。
それは、「収入に対してリスク管理はしてますか?」ということです。
ニュースでは倒産や雇用解除というものをよく目にするようになってきたので、今回はこの記事を書いてみようと思いました。
収入を1つのカゴにもってはいけない
リスク管理をする上で最も大事なことだと思います。
ここでは、「卵=収入」として考えてみましょう。
大抵の日本人はリスク管理ができていない
私の周辺の人々や一般的な日本人の考え方として、「収入源に対するリスク管理」ということが欠落していると思います。
保険や貯金は大好きなのに、1番大切な収入源に対するリスク管理というものを怠っていると思います。
何らかの理由で収入が見込めなくなってしまうことは、誰にでも必ずあることです。
そう考えると、収入源に対して何の不安も持っていないこと自体、恐ろしいことだと思います。
収入源雄リスク管理について、極端な例で考えてみました。
1つにカゴに盛ってしまっている例
夫;自営業、妻;専業主婦又は夫の手伝い
収入源;1~2
この例は極端かもですが、当てはまる人はいると思います。
もし夫の仕事がうまく回らなかったら、家計に与えるダメージは大きいですね。
収入源が1つということは、依存度100%ということです。
このような方は、十分な生活防衛費がないとやっていけないですね。
よく2年分は必要と言われますが、家庭環境によってはもっと必要になるかもしれません。
こんな収入を目指したい良い例
夫;会社員、妻;会社員(夫と別職種)+不動産収入、株配当金、アフィリエイト収入
収入源;5
それぞれの割合と種類も大事です。
収入源が5つあっても、1つに偏っていては効果が薄れてしまいます。
1つあたり、15~25%程度になっていると安心かもしれませんね!
これなら、いくつかの収入源が減ったとしても、他の収入源でカバーをすることができそうです。
これからどうする?
今回のコロナショックで大事な事を学びました。
「収入は1つのカゴにもるな」
これはもう家訓にしてもらいたいくらいです。
これからは、次なるショックのために10年かけてコツコツ収入源を育成していってはどうでしょう?
大きなショックは平均で10年に1度程度やってくるそうです。
2年に1つでいいので、収入源を新たに作っていくのです。
次のショックの時に、同じ後悔を繰り返すか、安心して迎え入れることができるか?
人生の分かれ道ですね!