最近、仮想通貨や暗号資産のことをよく耳にするようになってきたけど、「実際どうなの?」って思っている人も多いかと思います。
「周りに持っている人もいないので聞くことができないし、誰か教えて!」
という声に、今回は仮想通貨歴5年の私が思うメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
夢を買える
仮想通貨の王様とも言われるビットコインですが、誕生したての頃は無価値に等しいものでした。
最初に通貨として使われたのは、1ビットコインでピザを買ったことだと言われています。
2021年には1ビットコインが750万円ほどまで値上がりしています。
当時のピザが2000円だとしたら、実に3750倍です。
もし、10万円分のビットコインを持っていたら3億7500万円になっています。
よく「宝くじは夢を買っている」という人がいますが、ビットコインの方が現実に近い夢なのかもしれませんね!
仮想通貨に関して知識が身に付く
皆さんの周りに仮想通貨を持っている人はどの位いるでしょうか?
ほとんどいないですよね?
持っているだけで希少な存在だと思います。
世間的には「仮想通貨は危ない」とか「バブルが弾けた後は価値がない」という印象が多いことと思います。
また、仮想通貨をまだ持っていない人からすると、正体不明なものを買うことに躊躇する人も多いでしょう。
そんな人が多い中、正しい知識を持って仮想通貨を購入し、投資対象として考えているだけで凄いことだと思います。
遅かれ早かれ仮想通貨は社会に浸透していき、たくさんのサービスと繋がっていくと思われます。
早い段階から知識と経験を持っておくと、その希少性から様々な人から頼られる存在になるでしょう。
また、NFTなどは先駆者有利なところが見受けられます。
早期から仮想通貨を持っておくことで、そのようなチャンスが身近になる可能性が十分にあります。
投資家としての経験値が増す
仮想通貨ははっきり言ってボラリティーが高いです。
アルトコインになると1日に20%以上の値動きをすることもあります。
20%の下落というのは、10万円の資産が1日で8万円になるということです。
そんな仮想通貨を持っているとかなり鍛えられます。
私自身も様々な局面を体験してきましたが、その経験は投資をしていく上で良い財産となりました。
24時間365日、取引が可能
株式は基本的に平日の月曜から金曜までの決められた時間しか取引ができません。
その点、仮想通貨は24時間365日取引が可能です。
「平日は株式の売買ができるけど、週末は何もすることがなくて暇なんだよなー」という人は、週末も仮想通貨の売買ができます。
ただし、依存症のようになってしまうのは良くないので、自制していくことは必要ですね。
デメリット
暴落する可能性がある
仮想通貨の種類は数千あると言われています。
今は価値が合っても数年後は無価値になっている通貨もあることでしょう。
短期的な売買なら良いですが、長期で保有することを考えている人であれば、銘柄選びは慎重に行う必要があります。
また、仮想通貨はボラリティーが高く株式のようにストップ機能がないので、下がったらどこまでも下がる可能性があります。
気づいたら価値がゼロになっている可能性はあります。
そういったことを防ぐ手段としては、数年にわたり時価総額が高い通貨を選ぶと良いと思います。
歴史と実績がある通貨は、突然価値が大きく下がる可能性は低いと思うからです。
税金の計算が面倒
現在は仮想通貨の利益は雑所得扱いであり、株式の特定口座とは違って自分で損益を計算する必要があります。
仮想通貨の税に関しては少しずつ変更されている部分もあるので、最新の知識をもって投資していかなければなりません。
ただ、今は計算ソフトもありますし、国税庁も分かりやすいFAQを示してくれているので、さほど身構える必要はありません。
失う可能性がある
たまにニュースで目にするのが、取引所などがハッキングを受け仮想通貨が何者かに盗まれる事件。
インターネットで世界が繋がっている以上、このような危険とは隣り合わせであることは防ぐことができません。
それを防ぐために各取引所は様々な対策をしていますし、個人としてもできることはあります。
仮想通貨を個人のウォレットに保管することも有効な手段の1つでしょう。
ただ、資産を現金で持っていても盗難の可能性はあるわけですし、仮想通貨だけに不安を抱く必要はないと思っています。
まとめ
メリット
〇夢を買える。
〇仮想通貨に関して知識が身に付く
〇投資家としての経験値が増す
〇24時間365日、取引が可能
デメリット
〇暴落する可能性がある
〇税金の計算が面倒
〇失う可能性がある
いかがでしたでしょうか?
私が挙げたメリットに共感されるのであれば、仮想通貨を買うこともアリだと思います。
一方、デメリットが気になる人は仮想通貨を買わない方が良いでしょう。
私の場合はデメリットよりもメリットの方が上回っているので、これからも仮想通貨をもち続けていこうと思っています。