同じ環境にいると、実はとんでもないことをしていてもなかなか気づかないものです。
その行動が自分にとてもマイナスなことでも、「みんなと一緒だし、何がおかしいの?」という感覚になります。
少し視点を変えることにより、自分の行動を客観的に見ることができます。
今回は、労働について考えてみましょう。
労働に費やしている時間は?
たいていの人は社会人になると定年を迎えるまでの間、人生の大半を仕事に費やすことになります。
そう、サラリーマンなどの労働で収入を得ている人がそれにあたりますね。
1日の労働時間が8時間。
通勤の往復で2時間程度。(通勤時間は人によります)
残業+α このように考えると仕事に費やす時間は、1日あたり10時間以上となります。
24時間のうち10時間以上を仕事に持っていかれてしまう。
実に40%以上です。
多い人だと60%なんて超えてしまうのではないでしょうか?
冷静に考えるとけっこうな時間であることが分かりますね。
ただ、周りが同じことをしているとそれが当たり前になり、なかなか気づくことができません。
常識に埋もれる
周りがみんな同じだと、それが常識となってしまい疑うことをしなくなります。
1日8時間も働くなんて一体だれが決めたのでしょう?
1日4時間くらいではいけないのでしょうか?
なぜ週休二日制なのでしょう?
週休三日制ではいけないのでしょうか?
そもそも給料が安すぎないでしょうか?
内部留保するくらいなら、もう少し貰えないのでしょうか?
考えれば考えるほど、常識って何なんだろうと思います。
常識を疑うことで人生は方向性が変わる
疑うことって凄く大事ですよ。
私は当たり前を疑うことによって、人生の方向性が変わると思っています。
FIREという生き方は、当たり前を疑うことから生まれたのかもしれませんね。
今の労働のスタイルは今の時代の常識であっても、未来の常識であるとは限りません。
未来はフリーランスが多数を占めているかもしれません。
ベーシックインカムが導入されているかもしれません。
「過去にはそんなに働いていた時代もあったんだね」と教科書に載っているかもしれません。
思考停止は危険な思考。
まずは常識を疑うことから始めましょう!
きっと新しい何かを見つけることができると思います。