「投資のリスクが怖くてなかなか始められない。」
かつての私もそうでした。
「お金が減ってしまうんじゃないか?」
「本当にプラスになるのか?」
「勝てるのはプロだけじゃないのか?」
等々、色々と不安な気持ちを持っていました。
ただ、ある違う考えを持つことで、投資リスクに対する不安は解消されました。
今回は、私が考える投資不安解消思考法について紹介したいと思います。
そもそも、投資リスクとは?
投資におけるリスクとは、いくら損益を伴う可能性があるか「振れ幅」のことを言います。
俗にいう「ハイリスク・ハイリターン」、「ローリスク・ローリターン」っていうやつです。
大きく収益を得る可能性もあれば、大きく損失を被る可能性があるものが、「ハイリスク・ハイリターン」(振れ幅が大きい)であり、収益も損失も期待幅が小さいものが「ローリスク・ローリターン」です。
まずは、「ローリスク・ローリターン」から始めるのが基本ですね。
ところで、投資以外にもリスクはある?
投資で失うものと言えば「資産(お金)」ですよね。
ここで考え方を少し変えて、投資以外の行動において他にも失ってしまうモノはないか、考えてみましょう!
例えば「旅行」
・飛行機の器材トラブルや天候の影響により、計画通り運航しなかった場合
→旅程の変更、精神的なストレス
・旅行中に事故に巻き込まれた場合(人身事故、宿泊先の火災など)
→旅程の変更、怪我(最悪の場合、入院)、精神的なストレス
・食事の衛生上の被害(食中毒など)
→旅程の変更、体調不良(最悪の場合、入院)、精神的なストレス
・同行した人とと不仲、思いのほか楽しくなかった場合
→精神的なストレス、旅行に費やした時間の無駄
これらは「資産」以外の旅行でのリスクです。
主に、「精神的ストレス」、「体調不良、怪我」、「時間の浪費」などのリスクを抱えることになるわけです。
全ての行動にリスクは伴う
このように考えると、人間の全ての行動にリスクは伴っていると考えられます。
家で寝ていても、地震などの自然災害リスクはあるわけですし、街を歩いていても運悪く事故に巻き込まれる可能性はあるわけです。
(実際にそこまでリスク管理して行動している人はいないと思いますが・・・)
ですから、投資において「資産(お金)」に対するリスクだけに過剰に反応する必要はないと思います。
しかも、お金は一度失っても働けばいつでも取り戻せます。
一度失ったら取り戻せない「時間」、「健康」、「人間関係」などを失うリスクにもっと敏感になるべきだと思います。
大事なモノは、失ってから気づくものですから。
お金は失っても稼げばいいので、過剰に敏感になる必要はない!
以上の事をまとめると、失っても取り戻せるモノのリスクに過剰に敏感になる必要はないという事です。
(大事なモノは、もっとあるはずです。)
結論として、お金は失っても取り戻せます。
後は、本人のリスク管理の仕方や、リスク許容量の問題です。
リスク管理や許容量については、人それぞれ違いますから、自分に合った範囲で投資と向き合っていくといいです!
今回の記事で、投資がもっと身近な存在になってもらえれば幸いです。