世界的に大打撃となっているコロナショック。
倒産する企業や職を失う人々が増えています。
そんな中で、世界は日本の様な貯蓄文化を見直すような動きがあります。
それは、企業や個人が身を守るために必要な行為だからです。
そういったことを踏まえて、アフターコロナの世界を予想してみました。
貯蓄に励む人が増える
次なるショックに備え、貯蓄を増やす傾向に・・・
再び企業は内部留保、個人は貯蓄の時代へ
日本は企業も個人も貯蓄が得意です。
それは世界有数となっています。
(国は借金だらけですが・・・)
今回のコロナショックでは、貯蓄を活用できたことが功を奏して、貯蓄する行為自体が他国からは評価されています。
1度評価されてしまっては、これからも変わることはありませんよね。
変わるどころか、これからも貯蓄神話が生き続けるのだと思います。
そして、お金の運用を知らない人ほど、貯蓄に励んでしまうのだと思います。
貯蓄自体は悪いことではありませんが、目的のない貯蓄や終わりのない貯蓄は、逆にマイナスだと思っています。
お金は持っていても使わなければ、ただの宝の持ち腐れです。
使う当てのない貯蓄は意味がありません。
投資や挑戦する人が減る
貯蓄に励む人が増えるとどうなるか?
それは、投資に前向きになれない人が増えるということ。
更に2極化が進む
貯蓄に走る人が増えると、お金を投資などで運用する人は自ずと減っていくでしょう。
するとどうなるか?
そうです。
2極化が更に進むこととなります。
各国の中央銀行の動きを見ていると、世界的にインフレの流れは止めることはできないと思います。
各国がお金を刷りまくり、債券を買いあさっている間は、インフレを誰も止めることはできないでしょう。
インフレが進む以上、貯蓄だけをしていても資産の増加は期待できません。
貯蓄利率以上にインフレが進む心配があるからです。
ここで投資に挑むことができる人は強いと思います。
先が見えない将来ではありますが、ピンチの業界があるということは、チャンスの業界も眠っているはずです。
ここに先見の明を持ち投資に挑むことができれば、資産は増えていくことでしょう。
確かなところに投資をすることができれば、資産は増えていきます。
差は開くばかりですね。
令和はこの現象が顕著に表れていくと思います。
これからどう生きるか?
自分はどちらの道を歩むのが有効かを、考えることが大事です。
貯蓄でいいと思う人は貯蓄に励めばいいと思います。
黙っていてもインフレのおかげで資産が減ることが嫌な人は、投資の道を歩むべきです。
「資産の減少を見守りながらの人生を目指す」か?
「将来に挑戦する人生を目指す」か?
さらなる2極化が進むと予想される未来を生きるにあたって、人生の方向性を決めなければいけない段階にやってきています。