こんにちは、みもじです。
ここ数年で利用する人が増えてきたインデックス投信。
長期投資の代表格ですね!
よく「インデックス投信の長期投資は何年くらいを考えたらよいか?」という質問を受けます。
人それぞれ考え方はあると思いますが、私は30年くらいは投資を続けてほしいと思っています。
その理由を記事にしてみました。
年率5%、30年運用でリターンは元本の2倍超え!
インデックス投信は長期で運用するものであると私は考えています。
短期で見ると収益はプラスであったりマイナスであったりしますが、今回は長期で運用リターンが5%と仮定しましょう。(過去の成績を参考にしても、長期での運用リターン5%は妥当な数字だと思います)
資産の偏移を表してみました。
年率5%の運用リターン 毎月3万円積み立てした場合
10年 元本 360万円→約 465万円
20年 元本 720万円→約1233万円
30年 元本1080万円→約2496万円
40年 元本1440万円→約4578万円
年率5%運用リターン 毎月5万円積み立てした場合
10年 元本 600万円→約 776万円
20年 元本1200万円→約2055万円
30年 元本1800万円→約4161万円
40年 元本2400万円→約7630万円
次はそれぞれの運用期間で資産が元本の何倍になったかを見てみましょう。
10年運用→元本の約1.3倍の資産
20年運用→元本の約1.7倍の資産
30年運用→元本の約2.3倍の資産
40年運用→元本の約3.2倍の資産
30年運用で元本の2倍を超えていることが分かりますね。
そして、20年から30年にかけて資産の増え方も多くなっています。
これが長期投資は30年以上続けてほしい理由です。
複利の効果が働くので、もちろん30年から40年の方が増え幅は大きいですね。
ですから、30年と言わず40年以上続けてほしいです。
運用期間30年だと元本割れの可能性が低い!
過去のどこの30年を切り取ってみても、元本割れしているインデックスファンドを私は知りません。
私の勉強不足かもしれませんが・・・
(20年で元本割れしているインデックスファンドも知らないのですが、30年だと更に可能性は低くなると思います)
今後の株価を予測することは誰にもできません。
コロナショックのような○○ショックがいつやってくるか分かりませんからね。
ですから、絶対に補償することは誰にもできません。
投資に絶対はありません。
「絶対補償」とかいう、うたい文句を見たら詐欺と疑った方がよいでしょう。
しかし、過去の成績を参考にすることはできます。
賢者は歴史から学ぶとよく言いますからね!
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長期投資でお金の不安から解放されよう!
もちろん投資期間が長ければ長いに越したことはありません。
ただし、あの世にお金は持っていけません。
ある程度は使うことも考える必要があります。
そう考えると投資期間50年はやり過ぎのようにも思えます。
20歳から始めると50歳で30年。
30歳から始めると60歳で30年。
50歳や60歳でまとまった資産を手に入れられると、お金に対する不安はなくなります。
もう、老後2000万円問題に怯える必要はありません。
そして、お金の心配がなくなると人生にゆとりが生まれます。
ゆとりを持った人生を歩みたいものですね!
今回の記事が、少しでも誰かのお役に立てられれば幸いです。
みもじ